もともと和牛繁殖はしていましたが、平成8年からは海上農場で早期離乳にも挑戦しています。
日齢11日目から粗飼料に代用乳と「スターター」を合わせた哺育・育成をしています。
年間を通じて繁殖牛はすべて稲ワラやストロー系の牧草を粗飼料として与え、配合飼料は低カロリーで2sぐらい与えています。
共済家畜診療所の獣医に相談するほかにJA全農技術者への質問も重ね、助言に耳を傾けます。
人間が近づいたときの牛の反応、残飼量、牛房の汚れ方にまで及びます。
この観察から雌牛初回の人工授精の適期は13〜14ヵ月ではないかととらえています。
自家産の繁殖から学んだポイントは母牛の飼養管理のポイントでした。